一般人間ドック
+ヘリコバクター・ピロリ除菌ドック

ヘリコバクターピロリ除菌ドックの対象となるのは、慢性的な胃炎、胃潰瘍もしくは十二指腸潰瘍の認められない方すべてが対象となります。

ヘリコバクターピロリ除菌ドックを希望された方の受診理由をお聞きしますと、胃十二指腸潰瘍瘢痕といった消化性潰瘍の既往がある方、消化器症状のある方、手術や内視鏡で胃がんの治療をした既往のある方、他院での除菌失敗、突発性血小板減少性紫斑病、慢性萎縮性胃炎でトリ肌状胃炎を認める方、MALTリンパ腫、慢性じんましんなどです。

ヘリコバクターピロリ菌は、現在知られている最強の発がん細菌であるので、まず除菌治療の前に胃カメラ検査にて胃がんの存在のないことを確認する必要があります。

同時にピロリ菌の培養検査を行い、もし、除菌するのであれば一時療法の適応があるのか、二次療法を選択するのかを決定いたします。

ただし、LG21、マヌカ蜂蜜、プロトンポンプ阻害剤という胃薬(オメプラゾン、タケプロン、パリエット)を内服中のかた、ある種の粘膜保護剤(ソロン、ガストローム、ケルナック)を内服中の方、抗生物質(ペニシリン、クラリス、ミノマイシン、ジスロマック、フラジール、ニューキノロンなど)を内服中の方、腸上皮化生が高度に認められる場合などではピロリ菌の培養ができないことが知られていますので、事前にお知らせください。

料金

ヘリコバクター・ピロリ除菌ドック:38,000円(税込)

検査内容

下記の項目以外は人間ドックコースと内容はまったく同じです。
胃のバリウム検査の代わりに胃カメラ検査を希望する方におすすめいたします。

  • ヘリコバクターピロリIgG抗体(国内株)
  • 胃十二指腸上部消化管内視鏡検査
  • 内視鏡下生検
  • 胃病理組織検査、病理学的検査判断料
  • 病理組織検査ヘリコバクターピロリ判定
  • ヘリコバクターピロリ培養同定検査
  • 病理組織検査ヘリコバクターピロリ判定
  • 微生物学的検査判断料
  • 感染消毒料

 

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