何か飛び出してくる、肛門が痛い、出血した、腫れている、違和感を感じる、肛門のまわりがびらびらしている、じめじめする、かゆい、下着が汚れる、残便感がある、便が細い、お腹が張るなど様々な症状があります。
原因が肛門なのか腸なのかを判断し、正確な治療を行わなければなりません。
症状を詳しくお聞きし診察・検査にて診断を行い、それに対し治療します。
「3人寄れば1人は痔主」などといわれるように、痔はとても多い病気です。
しかし、正しく理解するのはなかなか難しいようです。痔にもいろいろあります。痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔ろう(あな痔)が3大疾患で、10人のうち9人まではこの内のどれかに入ります。
痔の痛みや出血はつらいものです。だれにも相談できず、独りで悩んでいて、雑誌や新聞の一般の医薬品を試している人が大勢います。それでも、ほとんどの方が痛みで歩けないようになるまで、肛門科を受診されないようです。 おかしいな、と思ったら早めに専門医にご相談ください。
下記にような症状がみられる場合は当院にご相談ください。
最も一般的なのは内痔核で出っぱなしの状態で脱肛といわれます。そのほか直腸がとびだす直腸脱、肛門ポリープ、直腸ポリープなどもあります。
裂肛(切れ痔)であることが多いです。
裂肛の出血は便には付着せず(付いたとしても最後の方の便)非常にきれいな血で紙につく程度の少量のことがほとんどですが、内痔核に伴ったものは大量の出血をすることもあります。そのほか外痔核が破れた場合や肛門がん、肛門周囲皮膚炎のこともあります。
内痔核が著しく腫れて脱肛したり、肛門にもどせない嵌頓(かんとん)痔核という状態もあります。
内痔核は肛門痛を伴わず出血することが多いです。きれいな鮮血ですが、その量は非常に多く便器が真っ赤になることもあります。大腸炎や直腸がんでも同様の症状のこともがあります。
内痔核の出血は、排便に先行することはなく排便の最後の方か排便後にみられます。大腸炎や大腸がんの出血は不規則で排便に先行したり粘液に混じっていたりします。
内痔核の症状です。
肛門のまわりにできた皮膚のたるみを皮垂といいます。
かゆみ、ただれや下着の汚れの原因になったり内痔核と合わさって大きくなると脱肛と同じ状態になります。
脱肛、直腸脱や肛門のまわりがただれる肛門周囲皮膚炎でおきます。
また肛門括約筋の働きが弱くなり腸内の汚れがつくこともあります。まれですがペイジェット病などのこともあります。
脱肛、大腸炎、大腸がん・ポリープの症状です。
浅い裂肛(切れ痔)、肛門周囲皮膚炎や尖圭コンジロームの症状です。
まれですがペイジェット病などのこともあります。
内痔核の症状です。また便が直腸内にたまる直腸性便秘や過敏性腸症候群(IBS)、大腸がんといった大腸の病気のこともあります。
裂肛(切れ痔)による肛門狭窄や肛門がん、直腸がん、大腸がんのことがあります。
過敏性腸症候群(IBS)などでコロコロ便や軟便になりやすい方にもみられる症状です。
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