花粉症について

いまや国民病とも言われる花粉症は症状の度合いは様々ですが、3人に1人がかかっていると言われています。命にかかわる病気ではありませんが、症状の辛さや日常生活への影響はとても大きいものです。

また、年齢性別問わず突然発症することも特徴です。すでにかかっている方は予防を、もし発症してしまった方は重症化する前にお近くの医療機関を受診しましょう。

花粉症の初期治療についてはこちら

花粉症の舌下免疫療法についてはこちら

日常生活での花粉症予防

花粉症は花粉を吸い込まないことが何よりも大切です。
天気予報などで花粉情報を事前にチェックしておくとよいでしょう。

花粉が多く飛ぶ日

  • 晴天で乾燥した日
  • 風の強い日(特に南風)
  • 温度と湿度が高い日
  • 雨の翌日

一日の花粉の飛散量は日の出前後がピークにして、15:00以降は減少していきます。
しかし外出を避けることは難しいと思いますので、花粉が多い日に出かける場合は、衣服等に工夫をして花粉を浴びるのをなるべく避けましょう。

マスクの使用によって、くしゃみの回数は格段に減ります。しかし、花粉専用マスクを使用すれば、吸い込む花粉量を減らすことはできますが、さらに細かい花粉を予防するためにマスクの内側に湿らせたガーゼを重ねると良いでしょう。

服装はできるだけウールや毛糸などのフワフワした素材を避け、一番外側に着るものは花粉が入り込みにくい表面がツルツルした素材を選びます。

目の痒みにはメガネが有効です。最近では普通のメガネのように見えるタイプのものも出てきていますので是非使用をしてみてください。

その他には、髪型や服装が挙げられます。 髪の長い方は束ね、帽子を被るとより効果があるでしょう。こうして花粉ができるだけ身体につかないようにすることが重要です。
お気軽にご相談ください。

当クリニックにおける減感作療法

佐藤寿一クリニックでは、スギ花粉に対する特異的、非特異的減感作療法の組み合わせで花粉症の時期に限定して減感作療法を施行いたします。

減感作療法はアレルギー体質を改善する根本的治療法ですが、
1)スギ花粉に対する阻止抗体をつくらせる特異的減感作療法と
2)アレルギー現象の最終段階としてのヒスタミンなどのケミカルメディエーターの放出を抑制する非特異的減感作療法があります。

特異的減感作療法はのんびりと治療すると完了するのに一年中通院しなくてはならない上に、期間も4〜5年もかかってしまいます。

ただし、アレルギー症状が緩和されてくるのが実感できるようになるには最低1ヶ月はかかる点と減感作療法はあくまでもスギ花粉症で苦しむ方の治療法の一つでしかないため、お薬も処方する場合もあります。すなわち、減感作療法中に花粉症の症状の出た方に対しては、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、漢方薬、点鼻薬などで花粉症の症状を改善することは減感作療法の補助として有効な方法であるといえます。

いずれも保険適応の治療法です。

実際にやる減感作療法として、特異的減感作療法は皮内注射でスギアレルゲンエキスを投与します。非特異的減感作療法は2種類の薬物を皮下注射にて投与します。これらの組み合わせの治療計画のために、できれば週に2から3回来院していただきます。

スギ花粉症の減感作療法薬「シダトレン®スギ花粉舌下液」が発売予定です

スギ花粉症を対象とした減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬「シダトレン®スギ花粉舌下液」が2014年10月以降に発売予定です。

当院でも、「シダトレン®スギ花粉舌下液」の販売がはじまった後は、現在の皮下注によるスギ花粉アレルゲンエキスによる減感作療法を終了し、舌下液に変更する予定です。

ハウスダストアレルゲンエキス皮下注は舌下液がないため、今後も継続致します。

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