風疹(三日はしか)について

東京都内における風疹の患者報告数は、2008年から2010年までの間は年間15人から46人でした。

しかし、2013年1月から4月14日までに1484人、4月8日から14日の1週間だけで160人となり、現在の調査方法となった2008年以降、1週間の報告数としては最大となりました。

東京都全体では20代から40代の男性が多く、女性では20代の方の割合が高い傾向です。
また、患者さんの多くは予防接種歴がない又は確認できない方です。

妊婦や妊娠の可能性がある方については、胎児の先天性風疹症候群のおそれもあるため、職場や家庭などで周りの人から感染しないよう十分な注意が必要です。

風疹って、どんな病気?

流行しやすい時期 春先から初夏
潜伏期 2週間から3週間(平均16日から18日)
主な症状 突然の全身性発疹、発熱、リンパ節の腫れなど
感染経路 患者さんの飛まつ(唾液や咳のしぶき)など
人に感染させる期間 発疹の出る7日前から発疹が出た後5日位まで

風疹にかからないために気をつけること

  • 外出後の手洗い、うがい、咳エチケットに気をつけてください。
  • 急な発疹や発熱などの症状が出た場合は、早めに受診してください。
  • 受診する時はマスクをするなど感染を広げないよう気をつけましょう。
  • 妊娠適齢期の方や妊婦さんと同居している方は、予防接種をお勧めします。
  • 定期予防接種の対象となる方は、市から通知がきたら必ず受けましょう。

町田市では、抗体検査および風疹予防接種費用を助成しています

抗体検査

妊娠を予定または希望する19歳以上の町田市民

※以下の方は除く

  1. 過去に風疹抗体検査を受けたことがある者
  2. 明らかに予防接種記録のある者
  3. 検査で確定診断を受けた風疹の既往歴がある者

費用 無料

予防接種

現在メーカーの製造販売中止につき、風疹生ワクチンのお取り扱いを中止しております。ご希望の方は、MRワクチン(新二種混合:麻疹、風疹)の予防接種(9,000円)をおすすめいたします。メーカーからのお知らせはこちらからご覧いただけます

このページのトップに戻る